予算の上限を設定しよう
注文住宅を建てるためには、数千万円単位の資金が必要になるため、しっかりとした資金計画が欠かせません。資金計画をしっかりと立てておかないと、途中で資金繰りに窮してしまったり、予算が無くなって導入したかった設備を断念せざるを得なくなったりしてしまうからです。計画を立てるに際しては、まずはじめに自分が出せる予算の上限を明確にしておくというのが重要になります。一般的に住宅ローンは年収の5倍から6倍程度の金額にすべきであると言われていますが、余裕をもって返済できるようにしたいのであれば、4倍程度にしておいた方が安心です。そのため、もし年収が1,000万円の人であれば頭金として用意できる金額に住宅ローン4,000万円を加えた金額を予算の上限として見ておくと良いでしょう。
土地と建物の予算配分を決めよう
注文住宅を建てるにあたって、もっともお金がかかるのは土地の購入代金と建物の建築料金の2つです。また、それ以外に全体の1割程度は諸経費として見ておく必要があります。そのため、5,000万円が予算の上限ということであれば、500万円の諸経費を除いた4,500万円を土地と建物に割り振るようにすればよいのです。土地の値段は場所によって大きく異なりますので、両者の適正な比率がいくらであると一概に断言することはできません。そこで、まず最初に住宅の間取りのイメージを固めたうえで、それを建てるためにどれくらいの建築料金が必要になるのかを見積もるようにしましょう。そうすれば、土地にどれくらいの予算が割けるかが明確になるはずです。
3000万の家は、全国的に見て平均的な広さの家を建てる事ができます。外構や外観もこだわる事ができる家です。